今回の話は限定ジャンケンのリハーサル準備、リハーサルと話は流れていく。
そこには遠藤や伊藤ならぬ渡辺‥声はカイジだったりといい演出もありましたが‥やはり目に余ったのは黒服である。
今回は彼らのことを掘り下げてみようと思います。
準備した備品は‥
カードに磁気は入っていない‥ただの紙
テーブルに細工も‥一切されていない
電光掲示板に何の意味があるのだろうか
その事に誰一人気がつかない黒服‥
「責任を取ってお前らが計測しろ‥中に入って」
黒服の声
「こんな狭い中に4時間もいたらおかしくなります」
「ごはんは?おなかすいたらどうするんですか」
「いわします‥腰も‥めちゃくちゃ」
との理由に利根川は呆れてしまう。
しかし時間をおいて冷静になって考え黒服達を許してしまう。
器が広いのか‥管理職ゆえに物事を進めるにはこれしかないのだが、ストレスは相当たまりそうではある。
そもそも兵藤と利根川との対応の差が違いすぎる‥ナンバー2に意見するのはどうなんだろう
黒服の考えた対策
5時間、テーブルの中に入っている黒服達を見直し彼らの熱意を感じるが‥
テーブルの中では
利根川の言葉を実直に行動した黒服達だがゲームやったり本読んだり‥猫❓緊張感ゼロでしょうか‥一応、債務者が命を懸けてギャンブルするわけですからね‥
ここに集まっている黒服はこのプロジェクトのために人選されたメンバーなのに、お粗末過ぎではないだろうか‥クビになった海老谷しかり‥
プロジェクトとは別だが、1話で黒服達が債務者からお金を取れなくて、利根川自ら行って回収している。
大企業の2番手が現場に向かうとうのは辛いものである。
チーム利根川がというわけでではなく黒服が全体的に使えないのだろうか
しかしそれら面接し採用したのは利根川達幹部であるから致し方ないのかもしれない。
彼らはゆとり世代❓
カイジの時代が我々のいる時代と同じという事は断定出来ないがカイジの連載開始は1996年。
エスポワールに乗るのはこの年であると考えるとこの物語はもう少し前の話。
おそらくゆとり世代なんて言葉もなかったではないだろうか‥
バブルがはじけていたので不景気ではあったがリーマンショックと比べるとよかったのではないかと思う。
とはいえ漫画ですから‥「トネガワ」はギャグ的要素が強いですしね。
カイジに出てくる黒服もいい人もいましたし憎めない男達です。
画像は全て
©福本伸行・萩原天晴・三好智樹・橋本智広/講談社・帝愛グループ 広報部
から引用。