『 不惑の肉体改革‥ 』

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『Classroom☆Crisis』 感想/評価



Classroom☆Crisis (クラスルーム クライシス) 通称『クラクラ』 Lay-duce制作のオリジナルアニメ、後に漫画や小説にもなっています。

2015年 夏アニメ 全13話


スタッフ

原作 - MONTWO
監督 - 長崎健司
シリーズ構成 - 丸戸史明 with 企画屋
キャラクターデザイン - かんざきひろ石野聡
アニメーションディレクター - 石野聡
3Dディレクター - 長澤洋二
編集 - 定松剛
音楽制作 - アニプレックス
プロデューサー - 斎藤俊輔、前田俊博、米内則智
アニメーション制作 - Lay-duce



あらすじ


近未来。火星に造られた「第4東京都」の「霧科市」にある航空宇宙産業界の大手「霧科コーポレーション」。同社はロケット産業で成功。多角的な経営をするこの企業の営む私立学校「霧科科学技術学園」には、昼は学業に勤しみ夜は同社の社員としてロケット開発にあたるという「霧科コーポレーション先行技術開発部 教育開発室」、通称「A-TEC」という特殊なクラスがある。

そんなA-TECに転校生がやってくることになったのだが‥



主要キャラクター


登場人物の生徒たちは霧科科学技術学園の高等部に所属している。
A-TECは瀬良カイトを入れて11人でテストパイロット、エンジニアなどスペシャリストである。

瀬良カイト


A-TECの卒業生にして、現在は教育開発室の室長と担任。シンプルな思考で熱血。革新的な創造をもたらす頭脳は霧科の財産であると言われているが、一部の者には疎んじられてもいる。根っからの技術屋。

白崎イリス


学生でありながらA-TECのテストパイロット。操縦の腕は本職のパイロットをしのぐほどだが安全意識が低い。

瀬良ミズキ


瀬良カイトの妹。A-TECでは兄と同じくエンジニアとして活動している。
両親を早くに亡くしており、現在はカイトと2人暮らし。女子力が高く、イリスとは友人同士である。

霧羽ナギサ


霧科の創業者の血を引く少年。切れ者で冷徹、勤務各地で圧倒的な実績を残してきた。予算の7割をカットされたA-TECの息の根を止めるという役目を負っているが、A-TECと関わるうちに考え方が変わっていく。



内容

近未来を舞台に高校生サラリーマンの悲哀を描く学園×勤労×ラブコメディとなっていて会社の派閥だったりお家騒動、政治家や労働組合といった社会派な一面を面白く描いている。
最終的にはナギサの正体と周りの人間の関係性が明らかになっていく。


近未来という割には生活には未来的要素がほとんどない、あったのはイリスの乗っているバイクくらいなもの

要所で出てくる皆がおにぎりを食べるシーン


未来人はおにぎりが好きなのか‥



主題歌


オープニングテーマ「コバルト」
作詞・作曲・編曲 - 谷口尚久 / 歌 - TrySail


エンディングテーマ「アネモネ
作詞・作曲 - KOH / 編曲 - 湯浅篤 / 歌 - ClariS





2期、続編の可能性


最終話のラストにカイトを手放す事になった霧羽カズヒサに霧羽ヤスヒサ(父親)から電話がかかってくるが電話には出ず「まだアンタの出番じゃない」と言っていて続編を期待させるが、A-TECのメンバーは別会社を立ち上げ物語を終わらせている。

キレイに終わっているのでこの展開からの2期は難しいのではないだろうか





評価


全体的に良い作品でした。
キャラデザも良く声優さんも合っていましたね。森久保祥太郎劇場なのか、小澤亜李劇場だったのか‥
内容は少し詰め過ぎた感は否めないところもありましたが、高校生が部活や日常生活でなく、会社で働くという斬新さ、政治に労組、組合側から会社サイドに出世させられるカイトなど、現実にありそうな、なさそうな‥
エンジニアとして夢を追うカイトと経営側のナギサのやりとりと

ネタバレは割と早い段階でひょっとして‥と分かりましたがそれはそれで楽しめる作品になっています。





画像は全て© 2015 CC PROJECTから引用。