『 不惑の肉体改革‥ 』

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『終末のイゼッタ』感想/評価

 

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終末のイゼッタ亜細亜堂制作のオリジナルアニメ。

ミリタリー×ファンタジーという2つの要素を掛け合わせた作品。

2016年 秋アニメ  全12話

 

 

 

スタッフ

 

監督 - 藤森雅也
シリーズ構成・脚本 - 吉野弘幸
キャラクターデザイン・総作画監督 - 山下祐
プロップデザイン - 宮川治雄
アクション作画監督 - 竹内哲也
銃器・メカ作画監督 - 東賢太郎
軍事ディレクション - 月刊PANZER(和泉貴志、柘植優介)
美術監督 - 佐藤歩
撮影監督 - 佐藤哲
CG監督 - 井野元英二
3DCG - オレンジ
音響監督 - 長崎行男
音楽 - 未知瑠
音楽制作 - フライングドッグ
アニメーション制作 - 亜細亜堂

 

 

 

あらすじ

 

1939年、ゲルマニア帝国はヨーロッパ支配するため隣国に侵攻を開始。

1940年、フィーネの住むエイルシュタット公国にが侵略が始まる。


公女フィーネは身分を隠し、隣国のヴィストリアへ向かう途中でゲルマニア兵に捕らわれてしまう。

ゲルマニア兵に捕らわれたフィーネを救い出したのは魔法少女イゼッタ。

幼き頃に出会っている2人、その時イゼッタはフィーネに助けられている。

 

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その頃の事から「姫様の国は私が守ります」と言い、魔法使いだった祖母との約束を破り、魔法の力を発揮し一人で戦い敵を破滅させていくが‥

 

 

 

 

主要登場人物

 

イゼッタ

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魔女一族の末裔の少女、15歳。

手に触れた物体に魔力を与える能力を持ち、自分の血液中にも魔力が通っている。

幼い頃に住んでいた村で迫害を受け、殺されそうになった所をフィーネに救われた経験があり、フィーネのために戦う。

 

 

フィーネ

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エイルシュタット公国の公女。

心優しく臣下や国民から敬愛される存在であり、彼女もまた公国と国民を愛している。

イゼッタを公国に古くから伝わる「 白き魔女 」の再来と信じている。

 

 

 

ジークハルト・ミュラー

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エイルシュタット大公の補佐官の一人。後に主席補佐官となる。

イゼッタの力の有効性を確かめて戦えるよう戦術を模索する。

彼の先祖はかつて白き魔女を死に追いやった原因を作り魔女の件に関する情報を記述した手記を持っている。

 

 

 

アルノルト・ベルクマン

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ゲルマニア帝国軍の少佐。冷徹な性格で頭脳も明晰である。

ゾフィーを完全覚醒させた人物。

有能さ故に皇帝に警戒され、魔女に関する一切の指揮権限を剥奪されて失脚している。

 

 

 

ゾフィー

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ゲルマニアの魔女。

ゲルマニアが発見した「白き魔女」の遺体の一部を元に一から培養されたクローン。

ゾフィー」はかつての白き魔女本人の名前で、クローンであるにも関わらず、何故か白き魔女の記憶を受け継いでいるような言動を見せる。

 

 

オットー

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ゲルマニア帝国の皇帝、豪胆な性格。

世界の覇権を握るという壮大な野望を持っている。

 

 

 

内容

 

イゼッタとフィーネの2人の少女を描いたファンタジーストーリー。魔女のイゼッタは公女であるフィーネの幼き頃の恩義からイゼッタはエイルシュタットを守る事になります。

魔法というファンタジーでありながらも戦車や飛行機など軍事物をリアルに表現されています。

 

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主要人物の考え方や行動もそうだが各国の思惑、立場と政治的進め方の緊張感を感じます。

戦争の不条理・理不尽が描かれていて当然、仲間が死んだり、裏切りだったり‥描かれています。

 

 

 

 

 

 

 

主題歌

 

オープニングテーマ「cross the line

 

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エンディングテーマ「光ある場所へ」

 

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感想/評価

 

終盤やや駆け足になってしまった作品でした。内容を詰め込みすぎたのか‥

とは言え作画は普通のシーンから戦闘までキレイで見やすく、キャラデザも良かったです。

健気なイゼッタ、気高いフィーネと2人の主人公のバランスがうまく取れていました。

 

「 ホウキに乗った魔法少女  」ではなく 「 銃に乗ったイゼッタ 」と少しシュールな感じはしますが戦闘シーンは一見の価値あり、見せるべきポイントを押さえています。

 

もう1クール、いやあと1話、2話あったらもっと評価の高い作品になっていたのではないだろうか‥

 

個人的には好きな作品でもっとみんなに見られて欲しい作品ですね。

 

 

 

 

 

 

 

画像は全て© 終末のイゼッタ製作委員会から引用。